ほっそりとした体型に憧れて、顔や首の脂肪吸引を希望される方がいらっしゃいます。顔や首に脂肪が付いていると、がっしりとして厳つく見えることが多いために、特に女性は嫌がる方が多いようです。
顔の脂肪吸引
顔の下半分は、皮下脂肪が貯留しやすい場所です。顔に皮下脂肪が貯留すると、ブルドック型の顔になり、顔が大きく厳つく見えます。口角が下がることが多く、不機嫌で怒っている表情に見えるために、脂肪吸引を希望される方がいらっしゃいます。
首の脂肪吸引
首の前面は、脂肪が貯留しやすく、脂肪が付くと首が短く太くなるために、顔が埋没したように見えます。すっきりとした体型を希望される場合には首の脂肪吸引が必要になります。
顔・首の脂肪吸引の注意点
顔や首の脂肪吸引は、脂肪吸引の中で難しい部位になります。顔や首は太い血管や神経が通る場所であり、それらを傷つけるとトラブルに直結するからです。難易度が高いために顔や首の脂肪吸引を行っていなかったり、引き受けてもらえなかったりすることがあります。
顔・首の脂肪吸引の術後経過
顔や首の脂肪吸引の直後は内出血の予防のために、圧迫包帯を巻き、フェイスバンドを装着してもらいます。数日したら圧迫包帯を外しますが、腫れが続く間は、マスクを着用して隠してもらうのが良いでしょう。
顔や首の脂肪吸引は、他の部位の脂肪吸引と比較して、完成までに期間を要すことが知られています。焦らずに待つことにより、徐々に腫れが引いて、顔や首が引き締まっていきます。術後1か月過ぎから、脂肪吸引部位のマッサージをしていただきます。
顔や首の脂肪吸引の適応
顔や首の脂肪吸引のデメリット(稀なものを含む)
顔首の脂肪吸引
症例経過:顔から首の前面にかけて脂肪が多く、気にしていた症例です。特にダイエットなどはしたことはありませんでした。ここ最近更に、太って、顔が大きく首が太く見えるようになってしまったため、もう限界と思い、顔と首の脂肪吸引目的で、仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、顔面下部から首の前面にかけて脂肪が貯留し、顔と首の皮膚は弛んで垂れ下がっていました。顔から首にかけての皮下脂肪を取って、皮膚が吊り上るように固定しました。手術後は腫れ予防のために包帯とフェイスバンドを着用しました。顔面下部から、首にかけての皮下脂肪が無くなり、顎の皮膚が切れ上がってスッキリしました。
症例解説:顔や首に脂肪が付いて、顔が大きく見える、首が太く短いという場合には、顔や首の脂肪吸引が必要になります。脂肪が取れて、顔が小さく見え、首がほっそりします。顎のラインが切れ上がり喜んでいただいています。顔や首の脂肪吸引は、長期に腫れや内出血を伴うデメリットやリスクを認めることがあります。術前に十分説明を受けてください。
顔首の脂肪吸引
症例経過:下顔面から首に皮下脂肪が付いて、皮膚が弛んでいた症例です。脂肪吸引を希望して仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、両ホホから顎、首にかけて皮下脂肪が貯留し、皮膚は弛み摘まむことができました。顔が大きく首が太く見え、顎を引くと二重顎になり、更に顔が大きく見えました。顔および首の脂肪吸引でボリュームを減らし、皮膚をリフトアップしました。顎のラインがはっきりして、顔が小さく首が細く見えるようになりました。
症例解説:下顔面から首にかけて皮下脂肪が付くと、皮膚は弛み顔が大きく見えます。老けて見えることもあり、嫌がる方が多くいらっしゃいます。そのようなケースに対しては顔から首にかけての脂肪吸引が有効です。顔が小さく首が細くなり、若返ります。明るく快活になるので喜ばれています。顔や首の脂肪吸引は、顔面や首の知覚障害を伴うデメリットやリスクを認めることがあります。術前に十分説明を受けてください。
顔の下膨れや二重アゴで悩んでいる方は多いようです。頬や顎の脂肪吸引を行うことで、下膨れや二重アゴを改善することができます。
顎脂肪吸引
42歳 女性。顎の脂肪吸引
二重アゴが気になり、ダイエットしても全く変わらないので、最後の手段で脂肪吸引をお願いしました。手術は無痛麻酔でやってもらったので痛くありませんでした。手術後数日間、包帯を巻いて腫れの予防に努めました。日に日に腫れが引いてアゴの脂肪がなくなり、スッキリしました。
クリニックより:頬や顎の脂肪は、ダイエットしても減りにくいことが多く、悩まれている方が多いのが特徴です。脂肪吸引はやるときに多少勇気がいりますが、一回で脂肪が取れますので喜んでいただいています。無痛麻酔でやることにより痛みなく手術を行うことができます。手術後腫れ予防のために数日間は包帯固定やフェイスバンド固定を行ってもらっています。徐々に腫れが引いてスッキリとした印象になります。
顔のラインをシャープにしたいという御相談をいただいています。顔の下半分は脂肪が付きやすい部位です。顔の下半分に脂肪が付くと、顔が丸くふっくらとして、太った印象が強くなります。更に間が抜けて、老けたイメージになるために、治療を希望される方が多くいらっしゃいます。
ダイエットでフェイスラインをシャープにする
ダイエットは、誰でもすぐに始めることが出来る痩身法です。しかし、ダイエットで顔のラインをシャープにするのはとても大変です。顔は脂肪が付きやすく減り難い部位で、多くの場合、顔がほっそりする前に、胸の脂肪が減ります。バストが垂れたりシワシワになったりして、ダイエットを諦めることも少なくありません。
BNLS注射で顔のラインをシャープにする
フェイスラインをシャープにする方法として、BNLS注射が開発されています。頬に薬液を注射することにより、皮下脂肪を減少させます。手軽な方法として、多くのクリニックで行われています。しかし、BNLS注射は注入するときに強い痛みを伴い、1回打っただけでは効果が分かり難く、何度も注射を要します。その為、気長にゆっくり効果を出したいという方に適応しますが、早く効果が得たい、1回で分かりやすい効果を希望する方には向かない治療です。またBNLS注射を行った部位の脂肪は硬くなることがあり、後々に脂肪吸引をやりたいと考えている場合には、障害になることがあります。BNLS注射は、リスクやデメリットを十分理解した上で、臨まれるのが良いでしょう。
脂肪吸引で顔のラインをシャープにする
顔の脂肪吸引は、リバウンドが無く、一度の治療で、脂肪細胞を減少させることが出来る治療法です。効果を早く出したいという方に適します。耳の後ろや顎の下などの目立たない部位に小孔を開けて、皮下脂肪を吸引します。一時的に腫れが出ますが、徐々に吸収され、顔のシャープなラインが形成されます。
脂肪吸引で顔のラインをシャープにするメリット
脂肪吸引で顔のラインをシャープにするリスクやデメリット(稀なものを含む)
顔のラインをシャープに
20歳、女性。顔のラインをシャープにする
症例経過:顔の下半分が膨れていることを気にしていた症例です。顔のラインをシャープにしたいという希望により仙台中央クリニックを受診していただきました。ホホ及びアゴ下に皮下脂肪が貯留している状態でした。脂肪吸引により皮下脂肪を除去して、スッキリした顎のラインを作りました。
症例解説:顔の下半分は脂肪が貯留し易く、一度付くとなかなか減らない場所です。顔のラインをシャープにしたいという場合は、脂肪吸引が有効です。耳の下や顎の下の目立たない部位から、皮下脂肪を吸引します。すっきりした顔のラインが形成され、頬のタルミも取れるため若返り効果もあります。脂肪を取りすぎると、頬が窪んで病的な顔貌になるリスクやデメリットがあります。術前に十分な説明を受けてください。
顔痩せ
顔痩せを希望して御相談をいただいています。顔は常に露出している為、顔太りすると、顔がむっちりして、太ってぽっちゃり型に見えるために嫌がる方が多くいらっしゃいます。顔太りにはいろいろなタイプがあり、原因を診断した後に、最適な治療を行う必要があります。
顔太りのタイプ分類
顔痩せを希望する場合には、自分がどんなタイプの顔太りかを知ることが必要です。顔太りの原因を知れば、適した顔痩せ方法が見つかります。以下に、顔太りの原因を紹介します。
浮腫みによる顔太り
浮腫みにより、顔太りをきたすことがあります。太っていないのに顔が大きく見えるのは、浮腫みが原因です。血液やリンパ液の循環が悪く、顔に水分がたまるために顔が大きく太って見えます。マッサージや圧迫包帯により浮腫みを改善させることで、顔太りが減少します。
筋肉の肥大による顔太り
顔の筋肉の肥大や凝りにより、顔太りをきたすことがあります。特に咬筋が肥大すると顔が大きく厳つくなります。筋肉の肥大は、自己努力により改善させることはできず、美容整形が必要になります。小顔注射やエラ削りにより修正することが出来ます。
弛みによる顔太り
顔の皮膚が弛んだことによって、顔太りに見えることがあります。法令線や二重顎などが目立ち、フェイスラインが緩むことにより、顔が太って見えます。弛みによる顔太りは、筋肉や靭帯が緩んで、皮膚を引き上げる力が弱まることにより生じます。そのもっとも大きな原因は老化です。アンチエイジング治療のフェイスリフトやしわ取りが有効です。
脂肪貯留による顔太り
顔太りの最も多い原因は、顔に脂肪が付くことです。顔についてしまった脂肪は落ち難く、ダイエットに反応しません。ダイエットをしても顔が痩せないのは、顔の脂肪は燃焼し難いからです。過度なダイエットや食事制限をするとフェイスラインがスッキリするどころか、頬がこけてしまうので注意が必要です。頬がこけると、疲れて元気がなく老けて見えます。
顔やせ手術のデメリットやリスク(稀なものを含む)
顔やせ
症例経過:顔が丸く、ふっくらしていることが気になっていた症例です。顔痩せを希望して、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、下顔面から頸の前面にかけて皮下脂肪が貯留し、顔が大きく、ぽっちゃりして見えました。皮下脂肪を脂肪吸引して、顔痩せを実現させました。顔が小さくなり、顔のラインがすっきりしました。
症例解説:脂肪が付いていて、顔太りになっている状態の、顔痩せには、脂肪吸引が有用です。顔の脂肪はダイエットで減りにくく、ホホがこけて老けて見えるため自己努力では、却って印象が悪くなります。脂肪吸引をして顔のラインをスッキリさせることにより、顔が小さく見えます。顔の脂肪吸引は、腫れや内出血のデメリットやリスクを認めることがあります。術前に十分説明を受けてください。
顎の下は、容易に脂肪が蓄積する部位で、体重増加位により二重顎になることがあります。また、加齢により顔面の皮膚が弛むと、最下部の顎下の皮膚が引っ張られて、二重あごになることもあります。二重あごになると、顔が大きく老け顔に見えるために、治療を希望される方が多くいらっしゃいます。
ダイエットで二重顎を改善させる
ダイエットは、すぐに開始できるという利点がありますが、ダイエットで二重顎を改善するには、並々ならぬ努力が必要になります。下顎は、脂肪が付きやすく減り難い部位です。特に女性の場合は、二重顎が無くなる前に、胸の脂肪が減り、女性らしい体のラインが消失します。胸のボリュームが減って、バストが垂れたりシワシワになったりするために、ダイエットを中止せざるを得ないことが多々あります。
BNLS注射で二重顎を治療する
BNLSは、植物抽出成分が主体の脂肪融解注射です。脂肪融解を助ける作用、リンパ循環作用、肌の引き締め作用の3つの働きにより、運動や食事制限では落とすことが難しい顔の脂肪を減らします。ダウンタイムがほとんどなく、加齢によるたるみや二重顎も予防することが出来ます。その為、多くのクリニックで二重顎を治療する目的で行われています。しかし、1回打っただけでは効果が分かり難く、何度も注射を要します。また、注入するときに強い痛みを伴うというデメリットがあります。気長にゆっくり効果を出したいという方に適応しますが、早く効果を得たい、1回で分かりやすい効果を希望する方には向かない治療です。BNLS注射を行った部位は、脂肪が硬くなることがあり、その後、脂肪吸引を希望した場合には、吸引の難易度が高くなります。BNLS注射は、行う前にリスクやデメリットを十分理解する必要があります。
脂肪吸引で二重顎を治療する
下顎の脂肪吸引は、リバウンドが無く、一度の治療で、脂肪細胞を減少させることが出来る部分痩身法です。効果を早く出したいという方に適します。耳の後ろや顎の下などの目立たない部位に小孔を開けて、陰圧をかけて脂肪細胞を吸引します。手術直後は、腫れが出ますが、徐々に吸収され、二重顎が改善します。脂肪吸引には皮膚の引き締め効果や、リフトアップ効果があり、弛んだ皮膚も吊り上げることが出来ます。その為、ダイエットで単純に痩せた場合とは異なり、皮膚のだぶつきも少なくなります。
脂肪吸引で二重顎を治すメリット
脂肪吸引で二重顎を治すリスクやデメリット(稀なものを含む)
二重顎を治したい
40歳、男性。二重顎を治したい、ホホのタルミを治したい
症例経過:年と共に二重顎が進行し、頬が弛んできたということで御相談いただいた症例です。診察したところ、顔の下半分に脂肪が貯留し、下膨れと二重顎の状態でした。ホホ及びアゴ下の脂肪を、脂肪吸引により除去しました。顎のラインがスッキリして、リフトアップできました。見た目年齢が若返りました。
症例解説:体重増加や加齢により、顔の下半分は脂肪が貯留します。一度付くとなかなか減らない場所であり、顔が下方に下垂した状況になるために、顔が大きく老け顔に見えます。脂肪吸引をすることにより、二重顎がスッキリとして、若返ることが出来ます。脂肪吸引は、耳の下や顎の下の目立たない部位に小孔を開けて、吸引します。二重顎の治療は脂肪を取りすぎると、皮膚がデコボコになるリスクやデメリットがあります。術前に十分な説明を受けてください。
二の腕は一度脂肪が付くとダイエットしても脂肪が減りにくい場所で、脂肪吸引を希望される患者様に多数御来院いただいております。二の腕の中央部から内側基部にかけての、振袖状、水掻き状に垂れ下がった脂肪を吸引してほしいという希望が多いようです。二の腕の脂肪吸引をすることで、腕が細く且つ長く見えますので、「夏にノースリーブの服を着た時、堂々と腕を出せます。」と喜んでいただいています。
更に最近では、皮下脂肪の中間層から浅層を吸引するsuperficial liposuction techniqueの普及により、脂肪沈着、脂肪蓄積により伸びた皮膚をある程度収縮させることが出来るようになり、皮膚の弛みも改善できるようになりました。
上腕脂肪吸引
34歳 女性。二の腕脂肪吸引、上腕脂肪吸引
元々、二の腕も太かったのですが、最近太ってその分二の腕にも、更に脂肪がついてしまいました。二の腕が太くて人に見せられないと思いましたが、ダイエットする気も起らず、手っ取り早く痩せようと思い、脂肪吸引をお願いすることにしました。無痛麻酔でやってもらったので、痛くありませんでした。手術後に腫れの予防のためにサポーター固定をしました。少しずつ腫れが引いてほっそりした二の腕になりました。
クリニックより:夏に半袖やノースリーブになると、太い腕が目立つので、長袖しか着られないと悩んで、脂肪吸引に来院される方が多数いらっしゃいます。二の腕の脂肪吸引の場合、太ももやお腹の脂肪吸引と比較すると吸引可能な脂肪の量は少ないのですが、丁寧に吸引することにより相当量の脂肪が吸引できます。当院では手術後吸引した脂肪をお見せしています。「こんなに付いていたのですか。取ってもらい嬉しいです。」と、喜んでいただいています。
上腕脂肪吸引
24歳 女性。二の腕脂肪吸引、上腕脂肪吸引
体は全体的に細いのですが、二の腕だけが太いので悩んでいました。ダイエットしてもバストが落ちるばかりで、腕の太さは変わらないので、脂肪吸引をお願いしました。二の腕の真ん中からつけ根にかけての脂肪を取ってもらい、腕が細く長く見えるようになりました。思い切ってやってよかったです。
クリニックより:二の腕の脂肪は、ダイエットしても取れにくいということで、脂肪吸引を希望される方が多い場所です。「ダイエットしたら胸が無くなったのに、腕は変わらない。」と、悩んで来院されます。特に上腕部のつけ根の脂肪は落ちにくいので脂肪吸引がお勧めです。脂肪吸引すると上腕部が細く長く見えるので喜ばれています。
上腕脂肪吸引
34歳、女性。二の腕脂肪吸引、上腕脂肪吸引
二の腕に脂肪が付いて皮膚が下垂している方に対する二の腕脂肪吸引症例です。上腕部に多量の脂肪がついて、上腕部の皮膚は弛み下垂していました。ダイエットでは矯正不可能と考えて脂肪吸引を行いました。二の腕についた脂肪を根こそぎ吸引し、更に皮膚直下層を刺激して弛んだ皮膚が収縮させました。手術後は徐々に腫れが減り、弛んだ皮膚も収縮してスッキリした二の腕になりました。
クリニックより:上腕部に大量に脂肪が付くと、皮膚は弛み振袖状に垂れ下がります。腕が太く短く見えるために、ノースリーブが着られない、水着になれないと悩んで御来院いただいています。このように上腕部皮下脂肪貯留により皮膚が弛んだ場合、ダイエットのみで脂肪を減少させても弛みが残ってしまうために、腕が細く見えません。脂肪吸引により、脂肪を取ると共に、皮膚を刺激して収縮させる治療が必要です。皮膚を収縮させることにより、皮膚がリフトアップしてスッキリした二の腕になります。