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裏ハムラ法失敗

目の下のクマ

目元はとても年齢の出やすい部位です。目の下にクマがあると、表情が曇ってしまい老けた印象となるために、多くの方がクマの修正を希望されます。

目の下のクマ取り手術で失敗

目の下のクマや弛みは、目の下が窪んで凹んでいる、目の下のクマが盛り上がって目立つ、肌にハリがなく皮膚が弛んでいるなど、個人個人で千差万別の症状を呈します。その為、治療する際には、各々に対して十分な検討が必要になります。十分な検討をしないで治療を進めると、思わぬ落とし穴に、はまることがあります。手術が失敗して、修正を要することもあり、目の下のクマの修正相談をいただいています。

裏ハムラ法、ハムラ法の失敗

ハムラ法とは、皮膚を切開して余分な脂肪を目の下の凹みに移動させることにより、目の下のクマやたるみを解消させる治療です。20年ほど前にテキサス州 ダラスの美容形成外科医Dr.Hamraが最初に行った手術方法で、医師の名前からハムラ法と呼ばれています。裏ハムラ法とは、ハムラ法と同様の操作を、皮膚切開をせずに、下まぶたの裏側から行う方法です。目の下のくまやたるみを治療する方法として、これらの方法を盛んに行っているクリニックも有ります。しかし、ハムラ法や裏ハムラ法では、腫れが長期に続く、目の下がゴツゴツする、クマが変わっていない、などのトラブルが多く、修正治療の御相談をいただくことがあります。多くの場合で修正は可能ですが、難易度の高い治療になります。

経結膜的脂肪除去と脂肪注入によるクマ取り手術の失敗

目の下の膨らんでいる部分の眼窩脂肪を除去する方法を、経結膜的脱脂術と言います。同時に自己脂肪を注入して、下まぶたの窪みを修正する治療もおこなわれることがあります。これらは、主に目の裏側から操作しますので、傷が目立たず、傷を気にする方に向いている治療法と言えます。しかし下まぶたにタルミがある場合は、小ジワになることがあり、中年以後の方に行う場合には注意を要します。また注入した脂肪が、硬くゴツゴツとするために、気になると言われる場合があります。経結膜的脂肪除去及び自己脂肪注入により目の下のクマやタルミを治療したが、出来上がりが希望通りでない、左右差があるなどの失敗例に対し、修正治療の御相談をいただいています。

経皮的脂肪除去タルミ取り手術

下まぶたが弛んで、肌に張りと弾力がなくなってしまっている状態の場合、目の下のクマ取りは、下瞼の表面を切開して行います。弛んでいる皮膚を切除して、飛び出した眼窩内脂肪を除去する手術で、経皮的脂肪除去タルミ取り手術と呼ばれています。下まつげのすぐ下の皮膚を切開して、余分な眼窩脂肪を取り除き、弛んだ皮膚を切除し引上げ縫合します。また切除した眼窩脂肪を目の下の凹んだ部分に移動させてなだらかにしてから縫合します。目の下の表面を切開して行う方法は、裏側からの脱脂術よりも確実に目の下の膨らみと弛みを改善することができる方法で、多くの状態に対応でき、高いクマ取り効果が期待できます。しかし、この手術は、下まぶたの皮膚を切除するために、医師の高度な技術が必要になり失敗例も認められます。皮膚を切除し過ぎてしまうと、下瞼が反り返ってしまアッカンベーの様な表情になってしまう可能性があります。また、術後傷が目立つ、クマが変わらない、などのトラブルも認められることがあります。それらの失敗例に対して、再手術を行っています。

下眼瞼のクマ取り手術のメリット

  • 目の下の窪みを改善することが出来ます。
  • 自然で若々しい感じになります。
  • たるんだ目元に張りが戻ります。
  • 表情が明るくなります。

下眼瞼のクマ取り手術のデメリット

  • 傷が気になることがあります。
  • 下まぶたが外反して、結膜部分が見えることがあります。
  • 下まぶたがゴツゴツと硬く感じることがあります。
  • 下まぶたに痛みを感じることがあります。

下まぶたのクマ取りのダウンタイム

  • 一般的に1~2週間程度で腫れはおさまります。
  • 症状や手術の種類によっては、腫れが長期に続くことがあります。
  • 下まぶたを切開している場合、傷が数ヶ月程度赤みを帯びることがあります。コンシーラやメイクで隠していただいています。

目の下のクマ失敗、他院修正手術症例写真

裏ハムラ失敗

術前

術後56日目

56歳、女性。裏ハムラ失敗、目の下クマ取り失敗、他院修正手術
症例経過:他院で裏ハムラ法により、クマ取り修正を行ったものの希望通りにならなかったために仙台中央クリニックに御相談いただいた症例です。加齢と共に目の下が膨らみ、気にしだすと鏡を見ても、写真を撮っても、そこばかりが目についてしまったということです。クマ消し化粧品やエステなど美容に関するものはありとあらゆるもの全てを試しましたが、満足できる結果は得られませんでした。その後、首都圏の某美容外科で、裏ハムラ法によりクマ取り治療を行いましたが、思い描いていた様な結果にはならず、再手術を希望して仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、クマは完全に取れておらず、下まぶたのゴツゴツ感も認められました。前回手術をすべてやり直すという方針で再手術を行いました。思ったよりは痛みや腫れはなく、1週間後の抜糸には、すっかり綺麗になりました。下まぶたがスッキリしたために、鏡の中の自分を見てびっくりしたようです。
症例解説:目の下のクマは、程度の差はありますが誰でも出てくるものです。中高年以降は多かれ少なかれ、ほとんどの方が目の下のクマを気にされています。クマの出方は人それぞれで、各人の症状は多彩であるために、術前に、どの部分が気になるかを十分検討した上での治療計画が必要になります。今回のケースでは、クマが完全に取り切れていないことと、移動した脂肪が硬くなり、ゴツゴツとした感触が気になるということでした。再手術では、クマを完全に除去して、移動した脂肪も一部修正してゴツゴツ感をなくし、若返り効果を出しました。下まぶたの手術は、術後に内出血や腫れが出るリスクやデメリットがあります。手術を受けられる際には、リスクやデメリットなどの説明をしっかり受けトラブルにならないよう注意してください。

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