HOME > 予定外重瞼線・予定外線の修正
希望の重瞼線の上に予定外の重瞼線が出現して、三重瞼になることがあります。これを予定外重瞼線または予定外線と言います。加齢などでも起こることがありますが、二重整形後に多く起こり、手術後のトラブルとなることがあります。
予定外線重瞼線が出現すると、目の開きが悪くなり、眠そうに見えます。目つきが悪くなることもあります。また二重のライン幅に左右差が出ることがあります。更に幅広の二重が形成されて不自然な目になることがあります。腫れが長期に続いたり、二重のラインが浅くなったりすることもあります。美容的に問題がある場合には修正手術が必要になります。
予定外重瞼線・予定外線は希望のラインの上方に不必要な癒着が形成されることにより起こります。修正をするためには、癒着を剥がして二重を再形成する必要があります。難易度が高い手術になります。
予定外重瞼線が生じた場合、早期の修正は避けて、暫く期間を開けた後に、再手術をすべきと考えているクリニックもあります。予定外重瞼線は、経過観察により改善する可能性があるために、経過を観察する事も一つの方法です。しかし、多くの場合予定外重瞼線は、一度出現すると、そのまま定着してしまいます。期間が経過すればするほど、癒着が強くなり、修正は難しくなります。出来るだけ早い時期、即ち癒着が弱い間に修正するほうが再手術はやり易くなります。以上を考慮して、その後の治療を進めることが重要になります。
予定外線の修正
術前 |
術後35日目 |
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38歳、女性。予定外重瞼線・予定外線の修正
症例経過:10年前に他院美容外科で脂肪取り二重を行った症例です。術後二重にはなったものの、予定外重瞼線が出現して、不自然で眠そうな目になってしまいました。長期に経過を見ていましたが、改善されないために修正を希望して、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、前医が予定していた重瞼ラインの上に、不要なラインが生じ、三重瞼で、不自然な整形顔になっていました。予定外重瞼線を修正して、二重のラインを作り、目がパッチリ開くようにしました。自然で印象の良い目になりました。
症例解説:予定外重瞼線が出現すると不自然な目になることが多く、整形バレバレの顔になることもあります。予定外重瞼線の修正は難易度の高い手術になり、治療を引き受けてくれる医師がなかなか見つからないこともあります。また再手術に最適な時期を逃すと、治療に難渋することもありますので、二重整形後経過がおかしいと感じたらすぐに行動を起こす必要があります。予定外重瞼線の修正は、左右差が強くなるリスクやデメリットを認めることがあります。術前に十分説明を受けてください。
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