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上まぶたのタルミ取り失敗

上まぶたのタルミ取り

加齢と共に、上まぶたが弛むことがあります。皮膚が下垂して視野を遮る、目が小さく見える、老けて見えるなどの理由から、上まぶたのタルミ取り手術が行われています。しかし、タルミ取り手術が失敗し、希望通りでないために、再手術を希望する方は多くいらっしゃいます。仙台中央クリニックでは、上まぶたのタルミ取り手術が失敗した方に対して、修正手術を行っています。

上まぶたのタルミ取り失敗

皮膚の垂れ下がりが改善していない
タルミ取りを行ったのに、皮膚の垂れ下がりが改善しないことがあります。その原因として、タルミ切除の量が少ない、皮膚のたくし上げがきちんとなされていないなどが考えられます。再手術により再度タルミ取りを追加するか、たくし上げをきちんと行うことが必要になります。

目が開き難くなった
タルミ取り手術後、目が開きにくくなることがあります。切除した皮膚の量が多すぎる、上方に不要な癒着を生じたなどの原因が考えられます。不要な癒着を剥がして、上まぶたを吊り上げる手術が必要になります。再手術は、難易度の高い手術になります。

不自然な目になった
タルミ取り手術の場合、二重のライン設定を行うことが多いのですが、適切な二重のラインが設定されていない場合、タルミ取り手術の後、不自然な目になることがあります。前回のタルミ取りで設定されたラインを一度解除して、きちんとしたラインを再設定することにより、不自然な目を、自然に修正することが出来ます。

上まぶたのタルミ取り失敗再手術

上まぶたのタルミ取り失敗再手術は、初回治療に比較すると難易度が高くなりますので、初回手術で、きちんと治療することが求められます。失敗した後、長期間放置すると、上まぶたの癒着が進むために出来るだけ早めに治療することが良いと考えられます。

上まぶたのタルミ取り失敗症例写真

上まぶたのタルミ取り失敗

術前

術直後

術後6日目

術後13日目

46歳、女性。上まぶたのタルミ取り失敗
上まぶたのタルミが強くなり、10年前に、上まぶたのタルミ取り手術を行った症例です。手術直後から、手術結果に満足できず修正したいと思っていました。何処に行ったら良いか分からず延び延びになっていましたが、今回短期の休みが取れたので、その間に治したいと希望し、仙台中央クリニックに県外から受診していただきました。診察したところ、上まぶたの皮膚が視野に下垂しており、前頭筋を使い眉毛を大きく上げて、視野を確保していました。目と眉の間が間延びして不自然な顔貌に見えました。短期休みの間に、手術したいという御希望の為、出来るだけ腫れないように、再手術を行いました。上まぶたの皮膚をたくし上げることにより、視野に皮膚が下垂しないよう固定し、目が開きやすいように調整しました。目がパッチリとして、表情が若々しくなりました。
クリニックより:視野に上まぶたが下垂して、年齢より年上に見える、目が小さく見える、物が見づらいなどの症状を生じ、上まぶたのタルミ取り手術を行う方が多くいらっしゃいます。しかしタルミ取り手術後も、希望通りでないために、どうしていいか分からないと御相談をいただいております。タルミを取ったのに、症状が変わらない、却って悪くなったという場合は、再手術が必要になります。初回手術と比較すると難易度が高くなりますが多くの場合で修正が可能です。

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