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三重まぶたとは / 寝不足や疲れ目による三重まぶた / 弛みによる三重まぶた / 筋力低下による三重まぶた / 二重整形後の三重まぶた / 三重まぶたを二重に戻す整形 / 三重まぶたを二重に戻す適応 / 三重まぶたを二重に戻す症例写真
三重まぶたとは、ラインが3本以上出ていて不自然な目を言います。今までずっと二重瞼だったはずが、朝起きたら突然に二重が三重瞼になっていたという場合もありますし、徐々に三重になってくることもあります。なかには、他で二重整形をしたけれど、三重瞼になってしまったというケースもあります。三重まぶたは、眠そうに見える、老け顔に見えることが多く、特に片目だけ三重瞼になると、アンバランスな目元になってしまいます。活き活きとして若々しい目元を維持するためには、三重を修正する必要があります。
寝不足や疲れ目、ストレスなどにより、三重瞼になることがあります。生活を振り返ると、不摂生をしていることが多く認められます。まだ早期の場合は、生活習慣を変えることにより、三重まぶたが改善されることがあります。しかし、三重で癖がついてしまうと、手術が必要になり、自力では治らなくなります。三重まぶたは、簡単に考えずに、日ごろから注意することが大切です。
上まぶたの弛んでくると三重になることがあります。上瞼が窪んでいる場合には、老化が原因と考えられます。皮膚の薄い瞼にもコラーゲンは存在し、加齢によってそのコラーゲンの生産量が低下して失われていきます。コラーゲンが減少すると張りや潤いが無くなり、乾燥して皺ができやすくなります。瞼は老化によって張りが無くなると弛んできます。すると弛みにより上瞼が窪み、二重がぼやけてしまい、皮膚が皺っぽく三重に重なります。三重になることにより、目が小さく、老けて見えますので、見た目年齢が一気に高くなります。ハードなアイメイクや付けまつげなどによる瞼への刺激により20代の方でも、上まぶたは老化をきたし、三重になることがありますので、注意が必要になります。
瞼を開ける筋力の低下が原因で、三重まぶたになることがあります。上瞼の筋力低下により、上瞼が下垂してしまい、眉で瞼を持ち上げる癖がつくと、ラインは不安定になり、三重に重なります。視界が狭く、物が見えづらくなるなどの症状もでます。無意識のうちに眉を吊り上げたり、顎を上げたりして視野を確保しようとするため、その表情は人を睨んでいる様な表情になります。額の筋肉が緊張して頭痛や肩こりを引き起すこともあります。
近年、二重整形後の三重まぶたが、多数報告されています。二重のライン取りが不適切な場合、三重になることがあり、多くの場合、再手術が必要になります。再手術は、癒着の剥離とラインの再設定が必要になります。手術後の時間の経過と共に糸と瞼との癒着が進んでしまいます。癒着が進むとそこを剥がすのが難しくなり、糸を見つけ難くも、抜去し難くもなります。手術後の時間の経過と瞼の状況によっては修正手術の難易度が高くなります。二重整形後のトラブルは出来るだけ早めに相談いただくのが良いでしょう。
加齢や、二重整形の失敗により、上まぶたに不適切な癒着が生じることにより三重まぶたになります。その為、手術において癒着を剥がして、適切なラインを再形成する必要があります。多くの場合、治療は切開法で行います。二重ラインに沿って切開し、三重瞼の原因となる癒着を剥がし、弛んだ皮膚を引き上げながら調整します。術後数日は腫れぼったく見えますが、最終的には腫れは引いて、傷跡は殆どわからなくなります。手術後早期から、効果を実感し易いですが、クリニックによっては内容や方法が違いますので、仕上がりにも違いが出ることがあります。手術を受ける前にはしっかりと内容を確認しておく必要があります。
三重まぶたを二重にする
術前 |
術直後 |
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術後7日目 |
術後28日目 |
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23歳、女性。切開法二重、他院埋没法手術後
症例経過:4~5年前に他院にて三点留埋没法で二重を作製した症例です。時間経過と共に、二重ラインが三重になり、ラインが安定しなくなりました。目の開きは悪く、本人としてはそんなつもりがなくても、常に人を睨んでいるように見えました。そんな実際の性格と真逆な印象を払拭したい、今後に不安のないしっかりとした二重瞼になりたいという希望で仙台中央クリニックに、御来院いただきました。再手術の場合は、他院の埋没糸を抜去とその癒着を取り除きながらの施術となりますので、通常の切開法より難易度が上がります。手術のリスクやデメリットの説明を行った後、手術に踏み切ることになりました。前回の糸を外し、適切なラインを設定することで、印象の良い二重を作ることが出来ました。
症例解説:糸で固定して二重を作製する埋没法と、メスで皮膚を切開して縫い合わせる切開法では、埋没法の方が施術を受けるハードルが低いため埋没法が人気です。更に、埋没法の方が費用も比較的に抑えられますし、施術時間やダウンタイムも短く済みます。初めての二重整形では、多くの方が埋没法を選択します。しかし、二重瞼を保つのは困難なケースでは再手術が必要になります。今回の症例では、前回の二重幅が適切でなく、癒着をすべて剥がして、適切なラインで二重設定を行う必要があり、難易度の高い手術になりました。目が大きく開き印象の良い目になりました。三重まぶたを二重に戻す修正手術は、難易度が高く、左右差が出ることがある、不自然になることがあるなどのリスクやデメリットを認めることがあります。術前に十分説明を受けて納得した上で治療に臨んでください。
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