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手術の効果が無 / 鼻の穴がいびつ / アップノーズ / 鼻先が尖りすぎ、鼻先の曲り / モニター写真
鼻尖縮小手術は、鼻の先を細くする手術で、鼻先が太いダンゴ場鼻に対して行われています。日本人は、欧米人と比較して、鼻の皮膚が厚く皮下に脂肪などの軟部組織が多いこと、鼻翼軟骨が小さく柔らかいことから、鼻先の加工が難しく、鼻尖縮小手術の効果が現れにくく、鼻及び鼻孔が変形することがあります。仙台中央クリニックでは、鼻尖縮小手術が失敗した、上手くいかなかったという症例に対し、他院修正手術を行っています。このページでは、鼻尖縮小他院修正手術の情報提供のために、仙台中央クリニックで、鼻尖縮小の修正手術を行った症例を供覧し、説明を加えました。
東洋人は、鼻の構造から、欧米人と比較して、鼻尖縮小手術が難しくなります。せっかく手術をやったのに効果が無いということでは、やり切れません。医師の技術不足による失敗を避けるために、術前に自分の希望を執刀医に十分伝え、更にモニター写真を確認することで執刀医の実力を確認した上で手術に臨むことが重要です。
鼻翼軟骨の固定位置に左右差があると、鼻の穴の形が歪になることがあります。鼻の穴が歪になった場合、初回手術の鼻尖縮小手術の癒着を剥がして、固定した糸を抜糸し、左右差無く、再固定することが必要になります。
アップノーズとは、鼻先が上を向いた鼻のことを言います。鼻尖縮小手術において、皮下の剥離不足、軟骨縫合の位置違いなどがあると、鼻尖の上方に膨らみが出来て、丸く拳上されアップノーズのように見えることがあります。皮下の剥離を情報に追加して、正確な位置で軟骨縫合をやり直す必要があります。
皮下組織の切除量が多すぎたり、鼻翼軟骨外側脚を取りすぎたりすると、鼻先が尖りすぎたり、曲がったりすることがあります。組織移植を併用して曲がった鼻先を修正していくことになります。
鼻尖縮小他院修正鼻幅縮小
術前 |
術後28日目 |
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20歳、女性。鼻尖縮小失敗、他院修正手術
3か月前に、他院で鼻尖縮小を行ったものの、効果が無い、鼻の穴が歪になったということで他院修正手術を希望された症例です。診察したところ、鼻孔は左右差があり変形していました。更に鼻幅は広いままで、鼻尖縮小の効果は出ていないと考えられました。鼻の穴の形を揃えて、鼻幅を狭くすることにより、スッキリした鼻を作りました。
クリニックより:日本人の鼻尖縮小手術は難易度が高いこともあり、鼻尖縮小他院修正手術の御相談を多数いただいています。多くの場合で修正が可能です。初回手術が上手くいかなかった場合、再手術は期間を開けないとできないと考えている方が多いのですが、それは誤りです。早期手術ができるかできないかは、あくまでも医師の技術の問題で、医学的問題ではありません。早期手術に対応した医師に依頼すれば、早期から修正手術は可能です。むしろ初回手術の癒着が進行する前に再手術を行うことにより、再手術の難易度を下げることができます。
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