HOME > しゃくれ顔の修正
しゃくれとは、下顎前突症のことを言い、下顎が前に出ている状態のことを示します。下顎が前に出ていると、威張って見える、厳つく見えるために、美容的観点から治療を希望する方がいらっしゃいます。
しゃくれは、歯性下顎前突出症と骨格性下顎突出症に分類することが出来ます。それぞれで治療方法が異なります。術前には詳細な検討を行ったうえで、治療計画を立てることが必要になります。
歯が反対咬合になっているために、しゃくれて見える状態を、歯性下顎前突出症と言います。しゃくれの治療の為には、歯の矯正治療が必要になります。
下顎骨が前方に突出しているために、しゃくれて見える状態を骨格性下顎前突症と言います。遺伝的要素が強く、親族に同様な症状を呈する人がいる場合が多いことが知られています。しゃくれを改善させるためには、下顎骨の骨削りや骨切りが必要になります。
しゃくれ顔の修正
術前 |
術後93日目 |
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21歳、女性。しゃくれ治療、顎削り、顎骨切り
症例経過:アゴが出ているために治療を希望した症例です。治療を行っているクリニックを探し、インターネットで検索して仙台中央クリニックを受診して頂きました。診察したところ、下顎骨が前方、下方に突出してしゃくれて見え、美容面を損なっていました。顎削り、顎骨切りを行い、下顎骨の突出を改善させました。
症例解説:しゃくれとは、下顎骨が前方に突出した状態で、威張って見える、厳つく見えるために、美容的観点から治療を希望する方がいらっしゃいます。プチ整形では治療できず、骨削り、骨切りが必要になります。院内に専用の医療器材や麻酔設備を必要とするために、治療を引き受けてくれる施設は限定されます。しゃくれ顔を修正することで表情が柔和になり、優しい印象になるため、女性に希望されることが多いことが特徴です。しゃくれ顔の修正は、口唇周囲に運動障害、感覚障害をきたすデメリットやリスクを認めることがあります。術前に十分な説明を受けて治療に臨んでください。
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