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顔が大きいと厳つく見えるため印象を損ねます。近年は小顔ブームで、顔が大きいことでお悩みの方が多くいらっしゃいます、顔の大きさを気にして集合写真に写りたくない、並んで写真を撮るときは一歩下がるという方もいらっしゃいます。
小顔にするための、グッズが販売されています。また顔を小さくするエクササイズが、インターネット上で検索することができます。その多くはリンパの流れを促進し、顔を小さく見えるようにする方法です。一時的な効果は期待できますが、すぐに元に戻ってしまうことが欠点です。長期的な効果は期待できないため、根本的な解決にはなりません。
顔が大きく、髪形で顔を小さく見せるよう工夫している方がいらっしゃいます。サイドの髪を垂らして内巻きにするのが、定番です。しかしサイドが厚くなり、却って顔が広がって見えることがあるために注意が必要です。また、髪形が限定され、おしゃれをできないという悩みもあります。
小顔注射が開発され、咬筋に注射することで、筋肉を委縮させ、比較的簡単に、顔を小さくすることができるようになりました。手軽な治療法であり、人気があります。しかし小顔注射には欠点があります。正面から見たエラの張り出しを改善しますが、後方への張り出しを改善させる効果がないということです。その為、後ろにエラが大きくせり出している場合には、プチ整形は効果がありません。また、プチ整形は、暫くすると効果が減衰する傾向があり、追加注射が必要になります。長期的な効果を期待する方には根本的な治療ではありません。
肥大した下顎角に対し骨切りまたは骨削りを行い、直接輪郭を修正することで、顔を小さくすることができます。美容外科手術の中で比較的大がかりな手術になります。麻酔設備や骨切り用の電気鋸が必要になり、手術を引き受けてくれる施設は少数になります。
顔が大きい
術前 |
術後98日目 |
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29歳、男性。顔が大きい、エラ骨切り、エラ骨削り
症例経過:顔が大きく厳つく見えることを気にしていた症例です。優しい顔になりたくて、エラ骨切りを希望され、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、エラが突出し、顔の輪郭は角張っていました。エラは、横方向と伴に後方に大きく突出し、骨切りや骨削りが必要と考えられました。下顎角を切除することによりエラが小さくなり、角張った感じが無くなり、顔の表情が優しくなりました。
症例解説:エラが大きく張っていると、顔が角張って、大きく見えます。厳つく強面に見えることがあり、表情を変えたいという御相談をいただいています。エラが大きく角張った顔の場合、エラの後方突出を改善させる必要があり、エラの骨切り、骨削りが必要になります。エラのラインがすっきりして綺麗になり、大きく見えていた顔が小さくなります。表情が柔和になり喜んでいただくこともあります。エラ削りは、内出血や血腫が生じるデメリットやリスクを認めることがあります。手術の効果は、個人差があり、効果を保証するものではありません。術前に十分説明を受けてください。
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