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顔が長いことや面長で悩んでいる人も多いと思います。顔が長いだけで似合う髪型も限られますし、年齢よりも老けてみえがちになります。できるものなら顔を短くしたいと考えるようです。面長が治るものなのか、改善の仕方等をまとめてみたいと思います。面長で悩んでいる人に少しでも参考になれば幸いです。
顔が長いと、顔の全てのパーツが縦方向に長く見えますので、間が抜けて見えます。顔を短くしてスッキリさせたい、印象良くしたいという御相談をいただいています。
顔が長いと、馬っぽく見えることが気になるという方がいらっしゃいます。顔を動物に例える場合でも、猫とかウサギと言った場合には好印象に受け取られますが、馬という表現では、印象が悪くなってしまいます。
顎が出ていると、顔が長くしゃくれて見えます。しゃくれ顔は顔の印象が悪く、場合によっては威張って見えることがあり、修正を希望される方が多くいらっしゃいます。
軽度の顔の長さは、メイクでカバーすることが出来ます。面長顔は縦ラインが目立つので、メイクは横に伸ばしていく必要があります。極力縦には入れず、チークは横長に伸ばすことが重要になります。アイメイクも横を意識します。アイラインは横に水平に引き、下まぶたも横方向に強調する事で、面長を緩和させることが出来ます。しかしメイクで面長を改善させることは限界があります。特に顎が長い場合や、しゃくれている場合は、メイクにより修正はできません。
顔の長さが軽度の場合、骨格矯正により、顔を短くすることが出来ます。骨格矯正とは、顔の歪みを矯正して正しく表情筋を動かすことで小顔効果が得られるというものです。顔に直接圧力をかけて治す骨格矯正もあれば、頭部の骨を矯正して顔の歪みを治す骨格矯正があります。施術直後には、骨格が矯正され、顔が小さく見えるようになります。しかし人の体は、元に戻ろうとする力が働きますので、暫くすると元に戻ってしまいます。骨格矯正は、顔の凝りに対してマッサージ効果を得たい場合には、非常に有効ですが、長時間美容的な効果を出したいという場合には、不向きになります。
長い顔や面長を矯正する治療で最も有効なのは、顔面骨切りです。骨を直接切りますので、その分顔が短くなります。一度の治療により、後戻りはありませんので、メンテナンスも不要です。顔面骨の骨切りをするためには、骨切り用の電気のこぎりなどの特殊な機械が必要になることや、麻酔設備を要することから、施術可能な施設が少なくなります。
主に口腔内から操作して、飛び出している顔面骨を切除します。骨の突出が軽度の場合には、骨切りをせずに、骨削りに止めることもあります。手術は痛みのコントロールの為に、全身麻酔や静脈麻酔で行います。局所麻酔で手術を行うことは原則的にありません。術後は腫れや出血を予防するために、フェイスバンドを着用していただくことがあります。骨を操作する関係上、他の美容外科手術を比較すると腫れは強くなりますが、時間経過と共に、腫れは軽減していきます。
顔が長い
術前 |
術後30日目 |
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27歳、男性。顔を短くする、面長を治す、顎の突出を治す
症例経過:顔が長くアゴが出ている状態が気になっていた症例です。このままずっと悩んでいるのが嫌なので、思い切って治療したいと思い仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、顎が下方向及び前方向に突出しており、顔が長く、しゃくれて見えました。美容的に改善するためには、顎の骨切りが必要と考えられました。口腔内アプローチにより、骨切りを行い、顎の突出や顔の長さが改善されました。
症例解説:顎が出ていると、顔が長く、しゃくれて見えるために顔全体の印象が崩れます。このような状態は、骨切りにより改善させることが出来ます。骨を切った分だけ顔が短くなりますので、骨切りは美容外科的に有意義な治療になります。顎の骨切りは、顔面の神経障害や機能障害のリスクやデメリットを認めることがあります。術前に十分な説明を受けてください。
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