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手術方法 / ネックリフトの合併症 / モニター写真
頚部の老化現象として、首のちりめん皺、二重あご、首の縦皺が出現することがあります。首にシワやたるみが出現すると、老けた印象が強くなりますので、治療を希望する方に御来院いただいています。首のシワや首の弛みを治療する場合は、ヒアルロン酸注入などのプチ整形では治療が難しく頚部除皺術、ネックリフト手術が必要になります。糸によるリフト手術では効果が薄いこと、熟練した特殊な技術が必要であるために、手術を行っているクリニックが少なく他県から御来院いただくこともあります。
頚部除皺術、ネックリフトは原則的にメスを使う方法になります。
切開する部位は①耳介の前方から後方にかけて切開する方法、②頚部を切開する方法、③両方を切開する方法の3種類があります。その方の症状により使い分けています。
耳介前部、耳介下部、耳介後部、頚部にかけて消毒します。
皮膚切開を加え頚部の皮下を広い範囲で剥離します。
頚部の縦皺(muscle band)がある場合は広頸筋の引き締めが必要です。
止血を確認した後に、余った皮膚を除去して傷を縫合します。
数日間、止血のために包帯を巻く場合があります。
血腫
皮弁壊死
顔面神経麻痺
知覚障害
瘢痕
色素沈着脱出
感染症
耳垂変形
頤下の硬結ネックリフト
術前 |
術後91日目 |
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50歳 女性。首の弛み、首縦シワ、ネックリフト、頚部除皺術
首のシワやたるみが出現し、年齢と共にひどくなりました。首の皮が余って垂れ下がり、縦ジワも目立つようになり人に見せられないので、治療を希望して来院しました。首のシワやたるみはプチ整形では治療が難しいということで、ネックリフト、頚部除皺術をお願いしました。手術後は首の皮膚の弛みや縦ジワがなくなり首元がスッキリしました。これで首元が開いた服が着れるので嬉しいです。
クリニックより:頚の皮膚が弛むことにより、首にちりめんジワや縦ジワが出来たり、二重あごになったりするために首元を見せられないということで御来院いただいています。二重あごだけの場合は、脂肪吸引で改善可能な場合もありますが、首の縦ジワやたるみに関しては、ネックリフト手術が必要になります。プチ整形やケーブルスーチャーなどの糸によるフェイスリフトでも改善が困難なことが多く、経験と技術を要する手術になります。
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