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エラとは / エラ削りの利点 / エラ削り、エラ骨切り手術の手術法 / エラ削りエラ骨切りビフォーアフター写真
顔が大きいために友達と並んで写真を撮りたくない、顔が大きいことを話題にされて恥ずかしい、顔が大きくスタイルが悪く見えるということで、エラ削り、エラ骨切りを希望される方が多くいらっしゃいます。エラ削りやエラ骨切りは、オシレーティングソーやレシプロケーティングソーといった特殊な医療用電気鋸を用いて行われます。また十分な麻酔設備が必要になり、引き受けてくれる美容外科が、とても少ないことが知られています。
エラとは、下顎骨下顎枝の後縁と下顎体の合わさる場所のことを示し、下顎角とも言います。エラが外側横方向、後方に発達していると、顔が大きく厳つく見えるために、悩んでいる方が多くいらっしゃいます。
近年、注射用のボトックスが開発され、簡単にエラ張りに対する治療が出来るようになりました。ほとんどのクリニックでは、骨削り及び骨切りを行っていないこともあり、ボトックス治療が第一選択となります。しかしボトックスは、注射を繰り返し行わなければいけないことや、大きく後方に発達したエラに対して効果が薄いことから、その方の症状により、エラ削りや骨切りが効果的な場合もあります。
口腔内アプローチ
口腔粘膜を切開し、骨膜下から下顎角に達し、エラ削り、エラ骨切りを行う方法です。口腔内からの操作であり、傷は外表から全く見えないという利点があります。口の中から操作しますので技術的に難しいことと、術後の腫れが大きいという欠点があります。
経皮的アプローチ
下顎角部分の皮膚を切開し、下顎角に達し、エラ削り、エラ骨切りを行う方法です。術後の腫れが少ないという利点があります。神経障害が時に見られるという欠点があります。
エラ削り
術前 |
術後58日目 |
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23歳、女性。エラ削り、エラ骨切り
エラが張っていることを、指摘されることが多く悩んでいた症例です。エラ削り、エラ骨切りを行っているクリニックを探して、県外から受診していただきました。下顎角が外側後方に張っていて顔が大きく角張って見える状態でした。エラ削り骨切りの適応と考えられ、骨削り骨切りを行いました。張っていたエラが無くなり、角張っていた顔の形が丸く柔らかになりました。
クリニックより:エラ削り、エラ骨切りを行っているクリニックは非常に少数であり、県外など遠方から御来院いただくことが多々あります。仙台中央クリニックでは、遠方から受診される方の負担を減らすために、できるだけ通院回数を減らす工夫をしています。エラが無くなると、角張った顔のラインが丸い柔らかなものになります。喜んでいただけることが多く、遣り甲斐のある手術です。
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